花ブロック

コンクリート系材等

花ブロック(穴あきコンクリートブロック)は、戦後米軍による基地内施設工事において、コンクリートブロック製造機が導入された際に、沖縄の気候条件に適した改良型コンクリートブロックとして考案されました。
夏場の強い日差しや視線を適度に遮りつつ、採光や通風を確保することができる優れた建材であるため、建築物を中心に広く活用されています。

花ブロックを知る

花ブロックのつくり方

花ブロックの製造はセメント・砂・砕砂などの材料を金型に流し込み、反転させてプレス成型したのち、型枠を外して自然乾燥して作られています。工程の多くは、職人が手作業で行っています。

植物の種類

オリジナルで作るには

オリジナルで作るには

 

1.サイズを決める
花ブロックのサイズは縦横厚さの組み合わせで決まります。三角形や平行四辺形などの形状の制作可能です。
縦横|140・190・290・390
厚さ|80・100・150・190(単位はmm)

2.デザインパターンを決める
既成パターンのほかにも新たに金型を作り、多様なパターンがデザイン可能です。

3.カラーを決める
基本的にはコンクリート色(灰色)ですが、色つきブロックも製造可能です。

花ブロックの効果

花ブロックの効果

 

花ブロックは、強い日差しを適度にさえぎり、十分な通風を確保することができます。また、外部からの視線も適度にさえぎるため、洗濯物を干すサービスコートに活用するなどスクリーン効果に優れています。

その他、セメント素材は耐久・耐候性が高く、台風時の飛散物から開口部を安全に守り、普段時にも防犯効果が期待されます。