風景づくりに係る人材育成

個性豊かな風景づくりに貢献する人材を育成!

沖縄らしい景観・風景を次世代に守り継ぎ、「時間とともにその価値が高まる地域づくり」を推進するため、個性豊かな風景づくりに貢献する人材を育成します。風景づくり人材育成計画(H24策定)に基づき、「風景づくりサポーター」、「景観行政コーディネーター」の実施及び育成を行います。
 

風景づくりの人づくり

きっかけ【事業の背景】

「沖縄らしい風景づくり」には風景づくりに貢献できる人材が必要です。

豊かな自然環境と固有の歴史文化から形成されてきたかつての沖縄の風景は、「美しい」と評された首里の都に代表されるように豊かなまちなみが形成されていました。しかし、その美しい風景・まちなみは先の大戦により破壊され、終戦後は、無秩序な都市化が進みました。その結果、かつての沖縄らしい風景・まちなみが失われてしまいましたが、近年、沖縄らしい風景を取り戻し、沖縄の魅力や県民の質的豊かさの向上を求める声があがってきています。

魅力あふれる沖縄らしい風景づくりには、環境や景観に配慮したまちなみの整備とあわせて、個性豊かな風景づくりに貢献できる人材が必要となるため、沖縄らしい風景づくり推進事業の一環として、風景づくりに貢献する人材の育成に取り組んでいくことになりました。

もくてき【事業の目的】

まずは「知ってもらうこと」から。「県民的なムーブメントの形成」

沖縄県では沖縄振興特別措置法の改正に伴い、「沖縄21世紀ビジョン基本計画(沖縄振興計画)」を策定しました。
 計画の中では、「沖縄らしい風景づくり」の施策展開が位置づけられ、時間とともに価値が高まる地域づくり「価値創造のまちづくり」をテーマに、沖縄の特性にふさわしい良好な景観の形成を促進していく「沖縄らしい風景づくり推進事業」をすすめ、地域住民の風景づくりの取り組みに参加する意識を高めることを目的としています。

おもい【仲間と共に学び、つくる】

「風景」は、人が守り、つくってゆくもので

沖縄の風景づくりに係る人材育成の中、とりわけ風景づくりサポーターについては、小中高生から働き盛り世代、高い年齢層まで、幅広い年代層に対する人材育成が重要です。そのため自治会組織に働きかけ、こども会や婦人会、老人会などと連携し各年齢層の参加を呼びかけます。

つなぐ【継続的展開】

「風景づくりに係る人材育成事業」には、

風景づくりは長い期間を要する取組です。この取組を、次の世代に繋ぐ取組がこの「沖縄らしい風景づくりに係る人材育成事業」です。単に活動の結果として生まれる風景だけではなく、その過程で集い、知り、学び、考え、つくるそれぞれの意味を感じ次世代へ伝えていきます。

風景づくりに係る人材育成事業:実施体制

風景づくりに係る人材育成事業:ステップ

風景づくりに係る人材育成事業:概要図

平成25沖縄風景人材概要版