糸満市立米須小学校(平成26年度)
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地域の風景ってどんなもの?自分たちの風景再発見マップをつくって語ろう!
学習のねらい |
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学習活動 |
社会科学習”地域を調べよう”の一環で、夏休みの1日(8/25)を使い、地域にはどんな風景資源があるかを絵地図にして発信した。昨年度より一歩踏み込み、校区全体の風景の特色を把握するため、4地区(集落域)での全方位的な探検を実施した。 ①H26.8.25午前 担任によるオリエンテーション後、グループに分かれて集落 ②H26.8.25午後 米須公民館に戻り昼食後、グループごとに見つけた風景を絵 ③H26.9.9 授業参観日を活用して保護者に向けて発表 |
準備品 |
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実施体制 |
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学習の流れ
開始・オリエンテーション(25分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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出発準備・まち歩きルートの確認(15分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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各地区へ移動(10分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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各地区のまち歩き(130分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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伊原グループのまち歩き
伊原公民館から歩きをスタートして集落内部や畑・貯水池、琉風の碑やひめゆりの塔など多くの慰霊碑を巡り、「戦争はしちゃいけないと心から思った」「伊原のまちがわかっておもしろい」「いろんな人に感謝したい」「ドラゴンフルーツ畑を見て感動」と、感じたコトを語った。
米須グループのまち歩き
米須公民館前の馬場から集落探検をスタート。戦争の銃跡を残すヒンプンや木造民家にふれて「戦争は怖い」と感じた。米須は龍神マブヤーの撮影場所、昔ながらの葉たばこ乾燥小屋があり、面白いカタチをしたガジュマルの生垣があることを発見、グスクから見た景色はとても素晴らしく、心に残る風景となった。
大度グループのまち歩き
大度公民館から歩きをスタート。清明病院の上から海と緑に囲まれた大度集落を見て「わーきれい!」昔はため池があったこと、米よりも芋を食べていたこと、戦争時はガマに隠れたこと、多くの人が亡くなったこと、また大度海岸は昔から今に続く歴史の風景であることなどを学んだ。
摩文仁グループのまち歩き
旧公民館から集落内の歩きをスタート。古い石垣や赤瓦の建物が割りと残っていた。摩文仁の丘を登り、初めてみる大きな岩や井戸の水にふれてビックリ。300段の急な階段は大変だったけれど、すごい海の景色に感動した。一方で慰霊の塔が多くあることを知り「戦争ってつらい」との声が上がった。
昼食(60分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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マップづくり(120分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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グループ発表(45分)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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ふりかえり・閉会(15分)(※後日発表)
場所 |
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概要 |
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児童の 反応 |
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【風景再発見の凡例表現】
〇昔からある風景:赤瓦・拝所・カー等
〇悲しい出来事の風景:慰霊の塔・ガマ等
〇緑の風景:畑の広がりと防風林等
〇その他:新しい建物・グスク
からみた眺めがきれい・地球が丸いことの発見等。
児童の作品
小学校区(4地区)の風景ってどんなもの?各集落を探検し、眺望ポイントや昔から残る風景(古民家や古木等)、畑の作物、悲しい歴史の風景(慰霊の塔やガマ)を色分けして凡例をつくり絵地図にした。各地区公民館を起点にして地区の風景の魅力や歴史的背景を紹介する、3年児童手づくりによる散策マップが出来た。
先生の声
実施にあたり工夫した点・苦労した点
- (昨年度よりも探検範囲を広げ)、米須小学校区(4地区)全てをグループに分かれて探検学習をさせることで、校区ならではの特徴や良さを発見することができた。
- 休日に地域探検を実施したため、時間の調整や保護者への連絡に苦労を感じた。
児童の反応
- 自分たちが住んでいる地域を調べるということで、関心を強く抱き、意欲的に活動することができた。
教師として得られた点
- 校区の風景や歴史的背景について理解が深まり、地域の良さを知ることができた。