字豊見城地区(豊見城市)
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~わったードゥームラの花並木の実現に向けた
サクラ・イッペーの植樹活動と景観資源集め~
地区の概要
豊見城グスクや海軍壕公園などの歴史資源や漫湖、饒波川といった自然的資源が集積している地区です。
平成26年度より景観まちづくり塾などを通して話し合いやまち歩きなどを通して、景観づくりに関する継続的な取り組みを進めています。
今年度に景観重点地区に指定される予定です。
地区の特徴
字豊見城地区の集落内には、赤瓦の民家や昔からある井戸や拝所などの歴史的資源や地域の生活文化が残っています。
ワークショップ等の活動
講師を招いた「身近な地域の歴史と地名について」の講演会後、風景サポーターを交えて地域にある景観資源の再確認と実地研修に向けた意見交換会を行いました
実地研修の内容
実地研修(1)【花並木づくりに向けた植樹活動】
サクラ(大)5本、サクラ(小)12本、イッペー22本を植樹しました
実地研修(2)【景観資源マップづくりに向けた情報集め】
公民館入り口に字の地図を掲示し、地域の方々から通り名や景観に関する情報を記入してもらい、最終的には景観資源マップを作製する予定です。次年度以降も継続して情報収集を行なう予定です。
今回の実地研修を通して
歴史や地名に関する勉強会や意見交換会の開催や、景観資源マップ作製に向けた情報収集活動等によって、景観まちづくりの資源を再発見することができました。
また、改めて住民同士が字豊見城をどのようなまちにしていくのか、共通認識を持つことが大切であることを確認することができました。
サクラ・イッペーの植樹を実施したことによって地域に新たな花並木の風景を創出することができました。また、地域住民の中に「自分たちの手で景観を創造する」という自覚を持たせることができ、地域が主体となった景観まちづくり活動を期待できる内容となりました。
今後は、中通りを中心に植樹箇所を増やし、字豊見城の特徴あるまちづくりを展開していきたいと考えています。