竹富島地区(竹富町)

住民や観光客の主要道路・環状線の整備・清掃活動

地区の概要

  • 竹富島は沖縄県南西部の八重山諸島に属し、面積4.42k㎡、周囲約9kmの隆起珊瑚礁でできた平坦な島の形状をしています。
  • 集落は島のほぼ中央にあり、木造赤瓦の民家と白砂が撒かれた道を基調とした伝統的な集落景観が残っています。
  • 「売らない・汚さない・乱さない・壊さない・活かす」の5原則をもつ「竹富島憲章」により、沖縄の原風景ともいわれる赤瓦の家並みと石垣が美しく守られています。
  • また、竹富島らしい良好な景観を守り育てるため、令和4年度より準景観地区として指定されました。

地区の特徴

  • 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、赤瓦・寄棟の家屋や石積み、白砂の道で構成される伝統的な集落景観が残されています。(重伝建指定から30年以上が経過)
  • 沿岸部を中心にほとんどの緑地は保安林として指定されている他、集落内外に御嶽と一体となっている緑地も多くみられます。
  • 竹富島は県内でも有数の観光地となっており、集落内や海浜では夏季を中心に多くの国内外の観光客で賑わいをみせています。

今回の取り組みの概要

実地研修の内容

実地研修 【環状線の清掃・整備活動】

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実地研修② 【シーサー設置に向けた活動】

これまでの実地研修を通して

  • これまでの活動について、「地域の景観維持や島民同士の繋がりに役立つ取り組みだと思う」や「地域の魅力向上に資する活動だと思う」とする意見が多く寄せられました。
  • 環状線の整備・清掃活動に取り組むことによって、島の魅力を高めることや交通安全の確保が期待できるものとなりました。
  • 竹富島においては観光業が主要な産業の一つであり、伝統的な家屋と美しい自然景観が見所であることから、それを維持するための取り組みは今後も継続的に行われることが望まれています。一方で、島民の高齢化も進んでおり、活動負担の軽減が今後の課題となっています。