字豊見城地区(豊見城市)
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地域の見所を紹介する集落マップの作成
地区の概要
- 字豊見城は豊見城市の中の豊見城(ドゥームラ)として知られ、豊見城グスクの城下町として、さらに豊見城市の行政・教育・文化の中心として歩んできました。また、豊見城グスクを築いた城主(汪応祖)が中国で見た龍舟を伝えたことから、ハーリー発祥の地と言われています。
- 平成26年度より景観まちづくり塾での話し合いやまち歩き、本事業を活用した集落内の美化活動や集落マップ作成など、継続的な景観まちづくり活動に取り組んでいます。
- 平成30年度に豊見城市景観まちづくり条例に基づく景観形成重点地区に指定されています。
地区の特徴
- 字豊見城地区の集落内には、赤瓦の民家や昔からある井戸や拝所などの歴史的資源や地域の生活文化が残っています。
今回の取り組みの概要
実地研修の内容
実地研修 【(おさんぽマップ)の作成】
これまでの実地研修を通して
- 字豊見城には豊見城グスクが立地しており、さらに、旧海軍司令部壕ビジターセンター・資料館、新たに沖縄空手会館、おきなわ工芸の杜が整備されたことにより、県内外から注目されるようになりました。それによって地域内外から、地域の見所を紹介する「見取り図」の問い合わせ等も増えてきたことから、『集落マップ』を作成することになりました。
- かつて、地域住民の間では各々の世帯(家)に名付けられた『屋号』が定着しており、それぞれの世帯を『屋号』で呼び合っていました。そして、それは集落内での位置情報を共有する手段として活用されてきました。
- しかし、時代とともに『屋号』を知る人は減少しており、集落内の位置情報を共有する新たな手段として、『通り名(通りの名称)』を集落マップに明記することを試みました。
- 今回、製作した集落マップを通して地域の皆さんが、自分たちの地域のことに関心を持つきっかけとなり、さらにそれが地域への誇りや愛着の醸成につながることを期待します。