「ワカリジー」をライトアップします!!(浦添市前田地区)
11月3日(木)~11月5日(土)の午後6時~10時の間、浦添八景の1つであるワカリジーをライトアップします。
令和4年度沖縄らしい風景づくりに係る人材育成事業の一環として、前田地区では前田自治会、前田OB会・青年会が主催となり、コロナ退散・医療従事者への敬意・浦添市の発展・前田地域の繁栄・安泰の願いを込めてワカリジーのライトアップを実施することになりました。ライトアップは市内で最も標高が高い(約148メートル)浦添城址のワカリジーで行われるので市内各所からご覧いただけます。
注)天候不良により中止する事があります。
日時:令和4年11月3日(木)~11月5日(土) 18:00~22:00
場所:沖縄県浦添市前田2丁目11-15
ワカリジーとは?
ワカリジーは浦添城址の東端に屹立する岩で、頂上の標高は約148メートルと市内で最も高い場所となっています。1713(正徳3)年に成立した地誌『琉球国由来記』には浦添城跡内の御嶽に関する記述があり、その中の「小城嶽」がワカリジーにあたると考えられています。「為朝岩」とも呼ばれますが、これは近代になって付けられた呼称と言われています。ワカリジーは英祖王と女神職のウシキンベーとの間に生まれたイソノシー(伊祖の子)を祀った場所とされ、主に前田集落から信仰され、首里や那覇からも参拝者が訪れたといいます。沖縄戦では米軍から「ニードルロック(針のような岩)」と呼ばれ、日米両軍の間で争奪戦が繰り広げられました。近年では崩落を防ぐため修復が行われ、周辺も整備されつつあります。「浦添八景」の一つにも選ばれています。(沖縄文化観光ポータルサイト「オキナワンパールズ」より)